RPAはあなたの仕事を奪うのか?

RPA

こんにちは!
ノムラシステムコーポレーション 次世代戦略室のコンサルタント
加藤です。

今回は、「RPA」についてお話します

大企業だけではなく、企業規模や業界にかかわらず導入が進み始めている
RPAですが、情報収集をしている、導入検討を始めた
皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか?

  • 残業時間の減少や人手不足の解消など業務負荷を軽減させる
  • 業務品質の向上に繫がる
  • 新しいものを生み出す企画や現状の改善など「考える仕事」に時間を使うことができる

などのポジティブな意見とは反対に

  • 自分の仕事がなくなってしまうのではないか?
  • 「開発」しなければならないと聞くと敬遠しています

そのようなネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃいます。

ネガティブなイメージを解決する5つのポイント

RPAのネガティブなイメージを5つのポイントから解決していきます。

 1.RPAは仕事ができない

どういうことでしょうか?

答えはシンプルです。
RPAライセンスを買ったら、すぐに誰かの代わりに仕事をしてくれる!

わけではありません。

人工知能と機械が一緒になったターミネーターでも、ミッションをプログラムされていますよね?

「フローチャート」または「スクリプト」を使って今まで人がやってきた業務を代わりにやってくれるロボットを人が開発しなければなりません。
(「フローチャート」や「スクリプト」については他の記事で説明致します)

プログラミングをして初めて仕事をするようになります。
プログラミングした処理手順に沿って仕事を着実にミスなくこなすことが出来ます。

 2.新卒への仕事の引継ぎ・新人教育と一緒

この記事を読んでくださっているあなたにも間違いなく新卒だった時がありますよね。

あなたが、新卒で社会人としてスタートを切ったとき、いきなり責任の重い仕事を担当するのではなく、少しずつ成功体験を積み重ねながら、段階を追って、
責任範囲が増えていったと思います。

いきなり責任の重い仕事を任されたところで、あなた自身が何をしていいのかわからないし、周りだって不安になります。

RPAも一緒です!

小さく始めて、少しずつ、自動化範囲を拡げていけばいいんです!

RPAを使って仕事をするってどうゆう感じかを体感することで、RPAが何ができるのか、どういう風に使えば効果を引き出すことができるのかを分かって頂けます。

 3.段階を踏む『ホップ・ステップ・ジャンプ』

ポイント2の「新卒への仕事の引継ぎ・新人教育と一緒」でも書きましたが
なんでも自動化させればいいわけではありません。

議事録取り、資料作成、営業先への動向、一人でのプレゼンテーションなど
段階を踏んだと思います。

また、途中で、あなたの適正や強みに応じて重点的に任されるような仕事が出てきたのではないでしょうか。

RPAにも最初から責任ある仕事(長い、複雑な業務プロセス)を任せるのではなく、
あなたの仕事の一部からスタートさせて、徐々に自動化領域を拡げてください。

 4.あなたは管理者になる

一番大事なポイントになります。

RPAで業務を自動化していくと、RPAを管理する担当、業務プロセスが変わった際にRPAを修正する担当が必要になってきます。

それがあなたです。

あり得ないことですが、例えRPAにすべて仕事を取られても
あなたがRPAを管理・更新しなければ仕事が進みません。

ターミネーターですらスカイネットに管理されてるわけですからね!
(あれを管理出来てると言っていいのかわかりませんがw)
↑これ気に入ってるので私が書く記事では使っていきます

 5.RPAとの協働

RPAはスタートさえすれば

文句を言ったり
サボってみたり
休んだりしません!

最強の部下になります。

ただ逆に言えば
教えたことしかできないのです。

よくある、自分で考えて行動しろ!なんてできません。
プログラムしたことしかできないのがロボットですから。

つまり

そもそも人がやらなくていい作業をRPAに任せる。
人にしかできない仕事を人がやる。
その環境を作ることがRPA導入ということなのだと思います。

RPAとの協働の先に
まだ見ぬ会社の未来があるのではないかと私は思います。


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