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失敗しないSAPコンサル企業の選び方は?費用相場やSAPコンサル会社を徹底解説

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失敗しないSAPコンサル企業の選び方は?費用相場やSAPコンサル会社を徹底解説

自社に最適なSAPコンサルタントを利用することで、スムーズなソフトウェアの導入や最適なカスタマイズが実現できます。

本記事では、SAPの導入を検討している企業向けに、適切なSAPコンサルタントの選び方について詳しく解説します。

IT部門の担当者やシステム管理者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

SAPコンサル企業を選ぶポイントは4つある

SAPコンサル企業を選ぶポイント

SAPコンサル企業を選ぶときのポイントは4つあります。

  • 実績や専門領域で選ぶ
  • SAP認定取得コンサルの多い企業を選ぶ
  • サポートの手厚さや対応の柔軟さで選ぶ
  • 費用で選ぶ

SAPコンサル企業選びで失敗しないためにも、各ポイントについて確認していきましょう。

実績や専門領域で選ぶ

SAPコンサル企業を選ぶ際には、まず実績を重視しましょう。

同じSAPコンサル企業でも、製造業についての知見が深い、金融業についての知見が深い、など案件実績やドメイン知識において大きな差があります。

SAPソリューションを提供していたとしても、SAPコンサルティングをメインに行っておらず、実績が少ない企業もあるので注意が必要です。

また、2025年問題も考慮し、SAP ECC 6.0以前のバージョンからSAP S/4HANAへの移行を考えている場合には、移行による業務ダウンタイムを限りなく短期化できるようにする、といったプロジェクト経験がある企業を選ぶ必要があります。

加えて、既存システムのデータを段階的に移行してプロジェクトを進行するなど、S/4HANA移行プロジェクトにおいて実績のある企業だと、トラブル無く移行完了する可能性が高いです。

SAP認定取得コンサルの多い企業を選ぶ

SAP認定を取得することは、SAP製品に関する知識を持っていることの証明になります。

SAP認定とは、SAP社が提供するトレーニングと試験を通じて、SAPソフトウェアの専門知識と技術を持っていることを証明する資格です。

認定資格取得者が多数(多い企業では7万人)所属するコンサル企業は、SAPシステムの構築、開発、保守、運用に関する技術的スキルを習得しており、業務変革からSAP導入までを一気通貫で対応できる組織体制を持っています。

SAPの導入を円滑に進めるためにも、SAP認定を保有するコンサルタントの数がわかる企業を選びましょう。

サポートの手厚さや対応の柔軟さで選ぶ

コンサル企業を選ぶ際のポイントとして、サポートの手厚さや対応の柔軟さを確認しておくことも大切です。

SAPの運用サポートには、品質目標を設定して定期的な評価・フィードバックを実施する、固定費や変動費のバランスを見極め最適なコストコントロールを実現する、といった内容があります。

各企業が提供するサポート範囲は大きく異なるため、自社のニーズに合っているかどうかを確認しておきましょう。

事前に確認しておきたいポイントは以下の通りです。

  • カスタマイズ性
  • 導入後のフォロー
  • レスポンスの速さ

トラブルがあると業務のダウンタイムが発生してしまい、それが大きなトラブルへと発展してしまいます。

SAPシステムが停止した場合に受ける損害は大きいため、システム停止の予防策実施やダウンタイムの短縮など、迅速かつ手厚いフォローがあることは非常に重要です。

費用で選ぶ

SAP導入を考える際、予算内に収めることはもちろんですが、費用対効果も重要なポイントです。

初期投資が安くても、期待される効果が得られなければ導入の意味はありません。

SAP導入前に、操作性、効果測定、既存システムへの影響などを確認するためのPoC(Proof Of Concept)実績がある企業だと、より綿密なプロジェクト計画を策定でき、無駄な費用を削減できます。

SAPコンサル企業の費用相場と費用が変動する要因

SAP導入におけるコンサル費用の相場は、パッケージタイプとクラウドタイプで異なり、大きな案件だと1億円以上の予算が必要になることもあります。

パッケージタイプ3,000万円〜数億
クラウドタイプ月額80万円程度

コンサル費用はあくまで目安です。他にも費用を左右する要因はあるので、確認しておきましょう。

  • 要因①:導入の範囲や期間で変わる
  • 要因②:アドオン開発の場合別途費用が必要

また、SAP導入に必要な費用については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

関連記事:SAP導入に必要な費用は?タイプ・規模別に解説!

要因①:導入の範囲や期間で変わる

コンサルタントを雇う場合の費用は、導入の範囲・期間・コンサルタントのレベルや人数によって異なります。

SAP導入の範囲には、会計、販売、調達、生産、物流などが含まれますが、これらすべてをカバーする場合、費用は当然高くなるでしょう。

要因②:アドオン開発の場合別途費用が必要

SAPの導入時、標準機能だけではすべての要件を満たせない場合があります。

その場合、別途アドオン開発が必要となります。

アドオン開発を行うには、SAPエンジニアの参画が必要となり、設計・開発・テストの期間を含む追加費用が発生します。

導入過程で「あれもこれも」とアドオンを追加してしまうと、最終的に費用が大幅に膨らむ可能性があるので注意しましょう。

無駄な費用を発生させないためにも、要件定義を綿密に行い、解決すべき問題と必要な機能を明確に洗い出しておくことが重要です。

SAPコンサル提供企業5選

ここからは、SAPコンサルをサービスとして提供している以下の企業の強みや特徴を紹介します。

  • 株式会社ノムラシステムコーポレーション
  • アクセンチュア株式会社
  • アビームコンサルティング株式会社
  • PwC Japanグループ
  • デロイトトーマツコンサルティング合同会社

株式会社ノムラシステムコーポレーション

株式会社ノムラシステムコーポレーションでは、SAP社認定のコンサルタントが242名在籍しています。

当社は、長年にわたるコンサルティング業務で培った独自のテンプレートを活用し、短期間でのSAP導入を実現しています。

これにより、工数を削減し、費用も抑えることが可能です。

ERPやRPAを活用した業務効率化を得意としており、財務、人事、経営など、さまざまな分野に対応できます。

アクセンチュア株式会社

アクセンチュア株式会社は、世界各国に拠点があるグローバル企業です。

同社は現状分析からSAP導入まで一貫したサポートを提供する体制を整えています。

アビームコンサルティング株式会社

アビームコンサルティング株式会社は、アジアを起点とするグローバルコンサルティングファームです。

日本国内には多くのSAP認定コンサルタントが在籍しており、最新のソリューションを迅速に提供します。

PwC Japanグループ

PwC Japanグループは、会計、税務、コンサルティング、ディールアドバイザリー、法務など幅広い領域のプロフェッショナルサービスを提供しています。

特に、データ活用を支える情報システムの導入に強みを持っており、データドリブン経営やクラウド活用の実現が可能です。

デロイトトーマツコンサルティング合同会社

デロイトトーマツコンサルティング合同会社は、提言・戦略立案・実行までを一貫して支援するファームです。

同社は、SAPのグローバルパートナーとして長年の実績があり、これまでに多くの国で導入支援をしています。

SAPコンサル企業への依頼を検討してみよう

SAPコンサルタントを導入する際には、実績だけでなく、専門領域やサポート体制の充実度を確認することが重要です。

特に、SAP認定コンサルタントが多数在籍している企業は、専門知識と技術力の面で信頼性が高いです。

SAPコンサル企業選びで失敗しないためには、導入目標や費用対効果を見極めたうえで、どの企業に依頼するかを慎重に検討しましょう。

SAP公認のチャネルパートナーである弊社ノムラシステムコーポレーションでは、在籍しているSAP社認定コンサルタントが導入のサポートを行います。

検討されている場合は、ぜひご相談ください。


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