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【対談】SAP導入プロジェクトの成功確率を上げるために持っておきたい意識とは?

- (左)株式会社イデアプレイス 代表取締役 末次美幸さま
- (真ん中左)株式会社イデアプレイス ERP事業部 ベーシスコンサルタント 藤田瑞穂さま
- (真ん中右)株式会社ノムラシステムコーポレーション PMOコンサルティング事業部 執行役員 鈴木 一聖
- (右)株式会社ノムラシステムコーポレーション PMO戦略部 兼 PMOコンサルティング事業部 シニアマネージャー 飯田 悠紀
20年以上にわたるSAP導入の経験を持ち、プロジェクトの推進力に定評のある株式会社イデアプレイス(以下、イデアプレイス)。ノムラシステムコーポレーション(以下、NSC)との協業では、インフラ基盤構築を担当しています。
代表の末次さまは「プロジェクトが成功するには、メンバー全員が横並びで同じゴールを見ることが大切」と語ります。
2社の協業で提供できる価値やプロジェクトで意識していることなど、対談を通して深掘りしていきます。
ゴールを見据えたイデアプレイスのプロジェクト進行

ー はじめに、イデアプレイスさんについてお伺いします。どのような経緯で設立されたのでしょうか。
イデアプレイス 末次さま:私は前職でプライムベンダーに勤めていました。
働くなかで個人の成果にスポットが当たり、それが評価につながる組織を作りたいと考えるようになりました。実現するために、一度個人事業主を経て、現在の会社を設立しています。
ー 素敵ですね。2社が一緒に協業することになった経緯を教えていただけますか。
イデアプレイス 藤田さま:以前あるプロジェクトでNSC飯田さんとご一緒したのが始まりです。プロジェクトが終わる頃に飯田さんからお声がけいただき、協業が始まりました。
NSC 飯田:藤田さんのお仕事ぶりを側で拝見していて、仕事へのスタンスや温度感が我々と近いなと感じたんです。末次さんにお会いした時も同じ熱量を感じ、加えてとてもコミュニケーションもしやすかったので、ぜひ今後もご一緒にお仕事したくお声がけしました。
NSC 鈴木:コミュニケーションがしやすいのは、イデアプレイスさんがプロジェクトのゴールや背景をしっかり明確にした上で取り組まれているからだと思います。
だからこそ、チームメンバーとのコミュニケーションで齟齬が少ないのかと。
イデアプレイス 末次さま:ありがとうございます。プロジェクトで最大限の成果を出すには、お客様を含めたメンバー全員が同じゴールを意識する必要があると考えています。
プロジェクトを常に俯瞰して、ゴールを意識して進めていく姿勢はNSCさんと共通するかもしれませんね。
加えて、私は直感を大切にする方なのですが、NSCさんとの協業の前からポジティブな関係性を築けることを直感で感じていました。
実際に現在前向きな気持ちでプロジェクトに取り組ませていただいています。
NSC 飯田:嬉しい限りです。

ー それぞれが考えるお互いの強みはどんなところでしょうか。
NSC 飯田:ハード面で言うと、イデアプレイスさんはインフラ基盤構築のスキルと実績をお持ちなのが心強いところです。
仕事にかける熱量もあり、プロジェクトを引っ張っていっていただける頼もしい存在です。
NSC 鈴木:インフラ基盤構築は、性質上どうしても待ちの姿勢になってしまう部分があるのですが、イデアプレイスさんは真逆で、推進力が高いように感じます。プロジェクトが滞ったら、率先してお客様を巻き込みながら打開していかれます。
イデアプレイスさんのお客様への姿勢には、ペイフォワード(ある人物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくこと)の考え方を感じ、私も見習いたいところです。
イデアプレイス 藤田さま:ありがとうございます。確かにプロジェクトではお客様を巻き込みながら進めていくことを意識していますね。
NSCさんとご一緒して感じたことは2つあります。
まず1つ目は親身に対応してくださることです。以前のプロジェクトから、親身になって相談に乗ってくださいます。インフラ基盤構築を我々に任せっきりではなく、お客様のために何ができるのか一緒に考えてくださるのでとても心強いです。
2つ目はNSCの方々とお話すると、とてもポジティブな気持ちになれることです。真面目に仕事の話をしながらも、時には冗談を織り交ぜながら話せるので、仕事には前向きな気持ちで取り組ませていただいています。
イデアプレイス 末次さま:NSCさんとご一緒していると本当に前向きな気持ちになれますよね。なぜかと考えたら、NSCさんが対等にコミュニケーションしてくださるのが要因だと思います。
一般的に元請け企業と下請け企業の関係では、下請け企業が意見を言えない、あるいは意見をお伝えしても議題として挙げていただけないケースが少なからずあります。
ところが、NSCさんとの協業では一切そのようなことはありません。対等に扱っていただき、同じ目線でゴールに向かっている感じがします。関係性でのストレスが無いからこそ、お客様に対して最善の提案をしようと思えるのかもしれません。
NSC 飯田:ありがとうございます。
協業する企業さまと対等であることは、確かに心がけているところです。というのも、弊社でできない部分を他の企業様にしていただいているという意識があるからです。お互いの得意や不得意を補完し合いながら、お客様の目標実現に結びつけていきたいという思いがあります。
メンバー全員が横並びで同じゴールを見ることが大切

ー プロジェクト成功には何が大切だとお考えですか。
イデアプレイス 末次さま:お客様と我々が横並びでゴールに向かうことができれば、成果は最大化すると確信しています。
我々が先回りしすぎたり、お互いに意見を言えなかったりする場合は成果が出づらい事態が生じます。
イデアプレイス 藤田さま:さまざまなプロジェクトを通しての私の経験からも同じことが言えるかと。
お客様が「問題を改善しよう」という意識を持たれている場合の方が、成功確率が格段に高いです。「SAP導入は外注して終わり」と思われがちなのですが、メンバー全員が当事者意識を持つことが成功には不可欠です。
ー メンバー全員が同じゴールを目指して行動できるように、意識されていることはありますか。
イデアプレイス 末次さま:お客様の声をヒアリングし、潜在的なニーズを汲み取り、具現化していくことだと思います。お客様に寄り添いながら問題解決していくことで満足感につながり、自然と同じゴールを見ていただけるはずです。
NSC 鈴木:お客様に寄り添う姿勢は、信頼を築く上で大切ですよね。現場でお客様と信頼関係を築いて同じ方向を向いているメンバーを見ていると、例外なくお客様の話を親身に聞いたり、問題解決までの道順を一緒に考えたりしています。
こういった小さな積み重ねにより、お客様も同じゴールを意識してくださるのだと思います。
DX推進を考えている企業へメッセージ

ー 2社にSAP導入の依頼を検討されている方々に向けて、メッセージをお願いできますか。
NSC 飯田:我々の協業ではインフラ基盤構築をメインに提供していますが、業務範囲をあえて明確にしておらず、お客様のご要望に沿って支援が可能です。
問題が明確になっていない企業さまであっても、ご一緒に問題の本質を見つけて、解決まで伴走させていただきます。問題が明確になっていない企業様やどこに相談していいか分からない企業さまは、ぜひ一度お声がけいただきたいです。
イデアプレイス 末次さま:NSCさんとタッグを組むことで、お互いの強みを活かしたワンステップ上のサービスを提供できる自信があります。インフラ基盤構築の周辺でお悩みを抱えている企業さまはぜひ気軽にご相談ください。
ー 2社のプロジェクトに対する思いがよくわかりました。ありがとうございました!
▽取材協力